オフィスレイアウトでテレワークの問題も解消

物事にはメリットもあればデメリットもあります。
具体的にどういったものがあるのでしょうか。

テレワークのメリット

1.通勤時間の削減
在宅で仕事を行うことができるのがテレワークの大きな特徴であり、たくさんの方から支持を得ている理由なのではないでしょうか。
自宅が職場になるわけですから、当然ながら通勤時間はかかりません。 中には毎日1時間以上も電車に揺られて出社しているという方もいますが、そうしたストレスが無いため精神的にも非常に楽になりますよね。

2.ワークライフバランスが良くなる
自宅で仕事を行うことにより、通勤時間が無くなるため、仕事以外の時間をフルに活用することができます。
また、休憩時間は家で取ることができるため家族との時間も増えますよね。 家事・育児と仕事との両立がしやすくなったという声も多数上がっていますので、テレワークを行うことによってワークライフバランスが良くなったと言えるのではないでしょうか。

3.作業に集中できる
オフィスで仕事を行っていると、電話が鳴ったり話しかけられたりして、作業を中断しなくてはならなくなりますよね。
しかし自宅にいれば周りに人はおらず、仕事の電話も鳴らないため100%作業に集中することができます。

テレワークのデメリット

1.時間の管理が難しい
就業規則には勤務時間というものが設けられていますが、テレワークをすることによって、監視の目が届かなくなってしまうため、勤務時間の管理が難しくなってしまいます。テレワークを行う場合には、webカメラを使用するなどしてしっかりと管理する必要があります。

2.パソコンのセキュリティ問題
パソコンを使用して仕事を行うため、社外秘の情報を扱う場合などは漏れてしまう可能性があります。
自宅で仕事を行う場合にはそのリスクは低いかも知れませんが、カフェや図書館など公共の場でパソコンを開く場合には、誰かに盗み見られるというリスクも十分考えられますよね。 情報が漏れてしまえば大変なことにもなりかねませんので、テレワークを行う際には細心の注意を払う必要があります。

テレワークによるさまざまなデメリットが心配という場合は、オフィスで仕事をするのが安心です。
そうした場合には、オフィスレイアウトを工夫することによって、業務の効率化を行うことができます。 自宅で作業を行うように、パーテーションで区切られたスペースを確保するのもアイデアの一つでしょう。
またデスクの配置によっても、コミュニケーションが取れやすくなり、モチベーションを高めることができるなど、レイアウトによってはいくらでもカバーできます。 テレワークだけにとらわれずに、オフィスレイアウトで業務の効率化を図れるように、色々と工夫してみるのも良いでしょう。