オフィスレイアウトを工夫して働き方を改善するポイントは？

オフィスのレイアウトを考える際に考慮しなければならないのが、「前提条件」と「希望条件」です。
この2点を踏まえてレイアウトを考えることによって業務の効率化が図れると言えるでしょう。

・前提条件
前提条件とはオフィスの平米数や業務上必要となる設備に加え、会社の従業員数などといったようなオフィスのレイアウトを考える上において前提となってくる条件です。これは当然ながら変えることはできないので、前提条件を考慮しながら希望条件を考えていかなくてはなりません。

・希望条件
前提条件を踏まえた上で、どのようなレイアウトにしたいかを決めていきます。
デスクやチェアの配置はもちろん、ミーティングスペースの設置場所など、オフィスの形状を考慮した配置を希望条件と言います。この希望条件次第で、働き方が改善できるかどうかが大きく変わってくると言えるでしょう。

オフィスのレイアウトを考える際に、フリーアドレスなのか固定席なのかによって、レイアウトは大きく変わってきます。
フリーアドレスとは、それぞれの席が固定されておらず、その時の状況に合わせて自由にデスクを使うことができるスタイルのことを言います。

・フリーアドレスのメリット
1.コミュニケーションが取りやすくなる
席が固定されていると、どうしても近くの人としかコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。
しかし、フリーアドレスのように自由に席を行き来できれば、色々な人とコミュニケーションが取りやすくなり、新たな発想やアイデアも生まれやすくなります。

3.他部署とも関わることができる
部署が違うとなかなか関わることができないため、どうしても部署間で壁ができてしまいます。
そうなってしまうと、とても窮屈に感じてしまいますし、新たなアイデアも生まれにくくなってしまいます。
フリーアドレスにすることによって、そういった部署間の壁を取り払うことができますので、自由に他部署の人たちとも交流が行えるようになるのではないでしょうか。