国産オフィス家具の代表メーカー
例えば衣類品や家電を購入する際には、デザインや価格だけでなく、その製品の品質も慎重に吟味される方がほとんどでしょう。やはり毎日使うものですから、使い心地には気を使いたいものです。
さて、私たちが日々業務を行うオフィスには様々なオフィス家具、OA機器が設置されています。もしかしたら自宅の家具や家電よりも触れる頻度は高いかも知れません。
そんなオフィス用品ですが、自宅に購入されるものよりも公共性があるものだからでしょうかその品質に関しては見落とされがちです。
実はオフィス用品と一口に言いましても、その品質は千差万別なのです。今回は、弊社が中古オフィス家具・OA機器の専門商社として実績を重ねてきた中で実感してきた、日本メーカー品の品質の良さをご説明させていただきたく思います。
主要なオフィス家具
個人の作業スペースとなる平机・ワゴン・OAチェア、業務で扱う道具や書類を入れる書庫、個人の持ち物を収納するロッカーはいずれもオフィス内で仕事をするのに欠かせません。オフィスによってはそこからさらに、オフィス内を区切るためのパーテーションや、会議用にミーティングテーブル・チェアを追加で使用する場合もあります。最近では、個人向けの平机のかわりに多数で使用できるフリーアドレスデスクを導入する企業も増えています。
収納の付いていないシンプルなタイプのデスクです。横幅サイズは一般的に1000mm、1200mm、1400mmの中から選ぶことができます。 平机はオフィスレイアウトの配置の基準となる家具です。多くの企業では社員1人につき最低でも平机1台分の作業スペースを設けるからです。 そのため、社員数やオフィススペースに合わせた平机の個数・配置を決めたあと、オフィス内にその他の家具が収まるよう配置していきます。 そうすることにより、必要最低限の社員数分の机が確保でき、机がないと後で困ることもありません。 その他、平机の代替となるオフィス家具には、収納付きのデスクの片袖机や両袖机、高さが調節できる昇降デスクなどがあります。
オフィスのフリーアドレス化にともない、個人席からの切り替えが進むモバイルワーク向けの大型デスクのこと。 社内の限られたスペースを無駄なく活用できるだけでなく、社員それぞれが好きな場所を選んで仕事できるため、固定席では難しい社内コミュニケーションの活性効果も期待されています。配線・電源コンセントがデスク中心部に配置されており、電源の着脱がしやすくなっています。主に無線LAN(Wi-Fi)やノートパソコンと併用されることが多いようです。
4大オフィス家具メーカー
オフィス家具の業界では、岡村製作所(オカムラ)、コクヨ、内田洋行(ウチダ)、イトーキを一般的に”4大メーカー”と呼びます。
これらのメーカーの製品は品質の高さときめ細かいサービスとで古くから日本企業から絶大な信頼を得続けてきております。日本企業のニーズに対応し続けてきたこれらのメーカーの製品は日本のオフィスの特徴に適した製品ばかりです。
オフィス家具メーカーほか各社の特徴を解説!
国内では、オカムラ、コクヨ、イトーキ、ウチダが知名度、シェア率ともに高いオフィス家具メーカーとなります。
BtoC向けがメインとなるものの、木製家具に特化したカリモクや、昔ながらの伝統工芸を受け継ぐ天童木工や飛騨産業も、オフィスインテリアを飾る家具メーカーとして有名です。
その他にもデザイン家具を日本に浸透させたIKEA(イケア)、アーロンチェアを生み出したハーマンミラー社やスチールケース社など海外の人気家具メーカーがあります。
1905年の「黒田表紙店」開業をきっかけに、紙素材を活かした商品、表紙・帳簿・便箋を販売していました。 その後、文房具やオフィス向け事務用品を基軸にオフィス家具の販売、内装・レイアウト変更まで手がけるようになりました。 最近では国外市場を取り込むため中国での事業展開に力を入れているようです。
オフィスの空間設備全般を手がける専門商社。はじめは南満州鉄道で使用する測量・製図器械の製造を行う会社として設立しました。オフィス家具事業では単体販売にとどまらない空間を意識した販売戦略を持っており、自社商品だけでなくオフィス需要を見越した上で米国スチール家具メーカー大手の商品なども取り扱っています。現在は情報システムの提供や教育関連のコンピューター販売など幅広い事業を行っています。
創業初期は精密会社や大手楽器メーカー向けに木製商品を製造する会社でした。高い技術を活かして商品づくりを行ううちに、下請け企業から自社商品の海外輸出も行うインテリア企業に大成長。家庭向けに木のぬくもりが伝わる人気の家具を提供しています。
グローバル展開しているスウェーデン発のおしゃれな家具量販店。日本では北欧風のデザイン家具・ファブリックで知られています。 自分たちで組み立てるため、割安価格で家具が手に入ると若い子育て世代に人気が高く、巨大なIKEAのショールーム自体も週末レジャーの場として利用されています。家具商品はカラフルな色彩のものが豊富にあり、ファストファッション同様に商品デザインの回転が早いことから、衣替え感覚で家具・付随するファブリックを購入する人々もいます。使用者の組み立て方法によっては耐久性が一般的な家具より劣る場合があります。
1905年設立のアメリカ合衆国ミシガン州に本拠地を置く家具メーカーです。代表する自社商品は「アーロンチェア」。人間工学に基づいて、座面と背面をメッシュ生地で立体的に支えることで、 身体の負担を大幅に削減。機能に加えて、デザイン性も非常に高く、世界中の美術館・博物館にてコレクション展示されるほどの人気を博しています。
スチール家具
歪みが少なく、いつまでも機能を保てる事が特徴です。安価で販売されている輸入物のスチール家具に比べて、厚みのあるスチールで作られています。
丈夫な素材を確かな技術で加工しているため、歪むことはなく、長持ちします。引出しや扉がガタつくことなど、まずございません。
また、日本メーカー品は塗装の質が良いのも特徴です。
チェア
直接身体に触れる物なので、品質の違いは使い心地に大きく影響します。
外見は似ていても、座面のファブリックやクッションの材質、昇降やロッキング(背もたれの可動)のスムーズさ、などは座ってみればすぐに分かるものです。
また日本メーカーのものは作りがしっかりしているので重量感があるのも特徴です。
欧米メーカーの大きなチェアも良いですが、小柄ながら機能充実の日本メーカー製のチェアがやはり日本のオフィスにはフィットします。
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