オフィスで使う複合機のレンタル料金が上昇している。
新年度に向けた印刷需要のほか、東京都議選や社会保険料の計算業務関連などの引き合いが増えた。
例年4月は新年度で新入社員向けの資料やマニュアルを印刷するため、公共団体からの引き合いが強まる時期だ。今年はさらに6月22日投開票の都議選を前に、立候補予定者の選挙事務所からの需要もあった。社会保険料の計算業務関連の案件もあり、複合機代とサービス料のいずれも上昇した。
5月26日には改正戸籍法が施行され、戸籍の記載事項に、新たに氏名のフリガナが追加されることになった。今後はこの行政手続きを外注先として受託するビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)企業からの引き合いが増える可能性がある。
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